ビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の「僕」は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。
そこは客席を持たず、デリバリーのみの飲食店で、オーナーのところに入るオーダーは特別な意味を持つ。
ある特定の組み合わせの注文でのみ、意味を持つのだ。
持ち込まれる依頼は様々だが、時に配達員を手足のように使って依頼をこなす「探偵業」もその一つだった。
配達員が、持ち込まれた依頼の調査を担うという面白い設定。
オーナーのことを深く知ろうとすると消されるという噂まであるが、オーナーは持ち込まれた情報のみで真実を探る安楽椅子探偵で、謎はどれも不思議なものだった。
毎回違った配達員で、それぞれの事情もしっかり描かれているので想像もしやすく、また短編なので読みやすい。
