娘の大学進学を機に、うさぎの町として有名な「三浦半島二子山ピープルタウン」へ越してきた黒田父子。
しかし、暮らしやすく穏やかな日々に影を差す、うさぎの惨殺や大学生連続自殺が発生。
そして娘も失踪してしまい、黒田は娘を探すために町を調べ始める。
黒田は、一見平和な町の底に流れる暗い流れを見つけ出す。
あるサークルの人たちが順番に自殺していくという異様な出来事に、うさぎの惨殺された死体が転がる町。
充分不穏だが、それらがどうつながっていくのか、ひっそり繋がっている町の確執とは何なのか。
読みやすく、胡散臭い人物も疑いやすい人物もいて、終盤までは面白かった。
最後になってようやくプロローグを思い出すが、大儀を持つそんな人物がただの市民をそこまで殺して回るかと疑問になった。
