自販機の側で夜中に騒いでいた若者の髪が燃え上がり、焼死した。
風呂場で心臓だけ腐った死体、海水浴の最中に突如火柱が立ち上ったり、幽体離脱して殺人事件の容疑者の車を見たという少年、池に浮かんでいたデスマスク。
警視庁捜査一課の草薙俊平が、不可解な事件の謎解きを、旧友の帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学に頼る。
ドラマで見た話もいくつかあり、どうしても映像が浮かんでしまう。
一つ一つは意外とあっさりした短編で、解明してしまえばすっかり興味を失う湯川が面白かった。
そして不思議な現象のカラクリを素直に楽しめたのは、ドラマと違って相棒は男性だったこともあった。
