2012年12月31日 読了
刑事の加賀が、わずかな不自然や違和感から事件を解き明かす。
読み終わって気づいたが、「新参者」の加賀だった。
短編集なのでちょっと簡単すぎる気がしたけど、疑わしい人物の言動を一つ一つ突いてくるので納得ができる。
最後の「友の助言」が切ない。
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読書と編み物の記録
2012年本文作成
2012年12月31日 読了
刑事の加賀が、わずかな不自然や違和感から事件を解き明かす。
読み終わって気づいたが、「新参者」の加賀だった。
短編集なのでちょっと簡単すぎる気がしたけど、疑わしい人物の言動を一つ一つ突いてくるので納得ができる。
最後の「友の助言」が切ない。
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2012年12月27日 読了
法律事務所を開いたばかりの田中。
一向に繁盛しそうにないその事務所には、ヤクザのような原口が日に一度は顔を出す。
そんな怪しい事務所にやってくる客も、やっぱり怪しくて。
なにやらワケありだとはすぐにわかるのだが、田中の過去はなかなか語られない。
気の小さい弁護士の話のはずが、ちょっとづつずれて後に引けない一大事へを発展していく様子はなかなか楽しかった。
最後はドタバタで終わったけど、妙に暗くならないところがすっきりしていて良かった。
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2012年12月27日 読了
麻薬取締官である七尾究一郎は、近頃若者の間に出回っているヒートと呼ばれる違法薬物の操作をしていた。
ある日、サラリーマン風の山崎という男から誘いを受ける。山崎は、、広域指定暴力団の構成員だった。
山崎と共に、ヒートの売人である仙道を追っていたはずが、仙道は殺され、七尾はその犯人とされてしまう。
「魔女は甦る」と同じ流れ。どうやら続編だったらしい。
するすると読めるけど、山場は「魔女は甦る」とほとんど同じ脱出劇。
それさえかぶらなければ面白かったのに残念。
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2012年12月26日 読了
1巻と同。
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2012年12月26日 読了
北鎌倉に、ひっそりとある古書店。
そこには、美しいが人見知りの店主がいる。
かなり話題になっていたので読みたいと思っていた本。
本についての、とりわけ古い本については、興味をそそる話が出てくるのでおもしろいが、それ以外はラノベらしく軽い。
ストーリーを楽しむというより、「古書」を楽しむために読む本。
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2012年12月24日 読了
待ちに待った革命シリーズ完結編。
3人の日本人が作り、戦争から60年も守り続けた秘密は、その子孫にまで受け継がれ、ようやく今その欠片が地上に出ることになる。
あの戦争から少しづつ少しづつ作られていった火種が動き出すまでには、今の世になるまで待たなければならなかった。
その革命は、彼らの望み通りだったが、それ以上のものも始まった。
ファービーなんてなくても今の若者は充分無関心だし、統率者がいなくても事件は起こせる。
正直なところ、もう少し大事になると思った。
でもそれは、若い者たちがまた新しい革命を起こそうとするための布石となることで十分だったのかもしれない。
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2012年12月23日 読了
北海道の弱小高校野球チームが、予選を勝ち抜いていく。
その試合を見た新聞記者の絵里は、不思議なものを見た。まるで、最初から打球の行方が分かっているような守備。
野球好きならもっと楽しめるだろう。
選手たちのこれまでの人生が、これほどの意思を生み、力になってくれる人を自然と引き寄せていく。
頼もしいうえにスカッとする。
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2012年12月21日 読了
少しの設定しかないところから、いろんな物語に広がる。
その7行から、演劇と小説が生まれ、さらに演劇からもまた物語が生まれたという、変わったお話。
物や場所から、そこに残された人の感情が感じられるという不思議な力を持つ主人公・真也。
ある日、同僚の父が帰国すると言うので付き合うことになってしまった真也は、父親から強いものを見た。
独特の文章は、少し感情的になりすぎる。
人の言動をむやみに大げさにしてしまうため、登場人物の感情の起伏が激しく、読むととても疲れる。
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2012年12月20日 読了
夏休み。1人旅をしようと準備を進めたはずが、直前で旅行会社がトンずらして行けなくなった。その詐欺で金がなくなった主人公の智は、地元に戻り、中学の同級生らとひと夏を過ごす。
久しぶりに合う仲間たちと、次々に起こるやっかいな事。
詐欺の話が進むかと思うところっと関係ない恋に落ち、メンドウな仲間達と楽しく過ごすかと思ったらそうでもない。。。
なんだかうるさいだけでまとまらない話だった。
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2012年12月18日 読了
弟に、「しばらく家を空けるから飼っているヘビの面倒を見てほしい」と頼まれる。
弟と同居していたミキの家で一緒に住むことになった俺は、ヘビが大嫌いなのでなんとか逃げようとする。
2時間もかからず読める。
この類は私には合わない。
とんでもなくつまらなかったし、読み終わっても少しも残らなかった。
ストーリーを思い出そうとすると、ひとつ前に読んだものが出てきた。
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