ディーセント・ワーク・ガーディアン


2013年10月05日 読了
 労働基準監督官の三村は、働く人を守り、事業主を守る。
「人は、生きるために働いている。だから、仕事で死んではいけないんだ」という三村の、
「働くこと」を見つめた作品。

 最後の章では、大事にしてきた仕事と家庭の二つを脅かす大きな陰謀の前に膝を折りそうになる三村。
最後の盛り上げによくあるような白々しい危機で終わらなかったので面白かった。
現実とはそんなものだと思う。

 「トッカンシリーズ」、黒川鈴木の「田舎の刑事シリーズ」、「半沢直樹シリーズ」
仕事のドラマが流行るなら、これもきっといいネタになるだろう。
たいてい面白くはならないけど。

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