2015年07月31日 読了
一度は聞いたことがある古典落語の有名な話を、面白おかしくちょっと今風に変えて語る。
どこかかみ合わない会話やケンカ腰のふざけ合いが、ユーモアたっぷりで嫌味じゃない。しかも少しづつ起こる誤解とすれ違いから、政まで変えてしまったのに本人たちは気づかない。
冒頭で若殿と入れ違った放蕩者があっさり殺されたので怖い話かと思ったが、どんな重要なことでもさらりとやり過ごし、しれっと「松井棒」が出てきた時は二度見した。
他の落語も知りたくなった。
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読書と編み物の記録