君の夢はもう見ない


2011年10月14日 読了
 それぞれの章は、誰かからの手紙で始めり、また手紙で終わる。
「中華文化思想研究所」の所長の仲上は、かつて中国からの手紙を受け取る仕事をしていた。

 「中国通」と言われるその手紙の相手とのやり取りや、最初からすごく存在感はあるのに最後まで名前しか出てこない人物など、どれも興味深い。
 彼が活躍していた頃の話も読んでみたい。

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