2012年09月26日 読了
友人の結婚式で隣に座っていた男・栗本健太。市役所に勤めるOLの藤井五月は、スピーチで思わず彼と言い合ってしまう。
古風な考えの栗本に反発し、何かにつけケンカをする五月だが、なぜか付き合いが続いていく。
関西を舞台にしているため、知っている地名やふとした方言がとても懐かしい。
相手の考えがどうしても納得できずケンカばかりなのに、人となりには惹かれてしまう不思議な関係がおもしろかった。
|
読書と手芸の記録
2012年09月26日 読了
友人の結婚式で隣に座っていた男・栗本健太。市役所に勤めるOLの藤井五月は、スピーチで思わず彼と言い合ってしまう。
古風な考えの栗本に反発し、何かにつけケンカをする五月だが、なぜか付き合いが続いていく。
関西を舞台にしているため、知っている地名やふとした方言がとても懐かしい。
相手の考えがどうしても納得できずケンカばかりなのに、人となりには惹かれてしまう不思議な関係がおもしろかった。
|
2012年09月22日 読了
黒猫に誘われ、バレエを見に来た付き人。
その舞台で、ハプニングが起こる。
5年前にはその演目で死者も出ており、それは黒猫も関わっていたと知らされる。
奇妙な謎と向き合うときは、常に黒猫がいた。今までは。
今回は付き人が一人で走り抜ける。
もどかしい二人の様子がほほえましくて、黒猫の講義もなんだか愛しく思えてくる。
これ程くっきりと思い描ける登場人物なのに、二人とも名前が出てきていないことが不思議。
楽しみにしていた2巻目なのに、もう最終講義なんて寂しい。
|
2012年09月21日 読了
主人公の克則は、懲役刑を受けた。
そこで不思議な提案をされる。
「懲役刑」と「消失刑」、どちらを選びますか?
消失刑とは、周りから認知されず、話すことも書くことも触れることもできない。まさに周りから存在が消される刑である。
試験的な刑であるため、こちらを選ぶと刑期が短縮もされるとあって、克則は消失刑を選ぶ。
そしてもうすぐ刑が満期になるという頃、とあるきっかけで刑を執行・監視している首のリングが壊れた!
そこから始まる孤独な生活。
面白い刑である。
いずれ実際にこれに近いシステムができるかもしれない。
最後は全てを明らかにせず終わっているため、ますます想像が膨らむ。
|
2012年09月20日 読了
気になる存在だった非常勤の先生。
なぜ、火事に巻き込まれて死んでしまった父の事を知っているの?
確かめたくて家まで追いかけて行ったら、そこで丁寧だけど強引な男たちに捕まり、連れて行かれてしまう主人公。
ある意味、少女が憧れる非日常。
母と二人暮らしだったのに、突然大金持ちの権力者の血縁だと言われたり、途絶えてしまった巫女の直系と言われたり、地味だった憧れの先生が実はちょっとワイルドで命がけで助けに来てくれたり。。。
|
2012年09月19日 読了
練りに練ったこの完全犯罪の最終局面で、慎重に密室を作っていたら、黒猫がそこに入り込んだ。
これでは密室じゃなくなってしまう!
気が弱くてひきこもるのが好きな名探偵の推理、2冊目。
短編なので緻密というほどではないけど、キャラクターの濃さでうまくまとめている。
探偵がやけに暗い性格のわりにコミカルで、フッと力が抜ける。
同じようにコミカルでキャラが濃くて短編で探偵の「謎解きはディナーの~」より何倍もおもしろい。
|
2012年09月17日 読了
「楽園の話を、聞いてくれないか」と言ってにっこり笑った父さんは、微笑んだまま、死んでしまった。
残された兄妹4人は、みんな母親が違っていて、それぞれの母に、会いに行こうと決めた。
いつもながら、穏やかで優しい読後感。
ただ生きているだけで、そこは楽園なんだと思える人々。
|
2012年09月16日 読了
夫が鬱になり、仕事を辞めて実家に帰りたいと言う。
とまどいながら始まった田舎での生活は、望みも希望も居場所も絆も、見失いがちだった。
東京を出る時にママ友からもらったずっしりと重い10年日記に、とぎれとぎれに書き綴る日々を見ながら思う、一人の女性の生き様。
わかるなぁと思う場面も多いけど、語り口が暗くて気分が落ち込む。
|
2012年09月12日 読了
第1回アガサ・クリスティー賞受賞作。
24歳にして教授になった天才、渾名は黒猫。
その黒猫とは学生時代からの腐れ縁である主人公が、黒猫と共に日常の不思議を考える。
時には身近な所で、時には有名な昔の本たちから、美学を語り、追求する黒猫。
堅苦しい言い回しや物語への深い考察は、始めは読みにくいが、次第にこちらも一緒に議論に参加している気分になる。
ボーの話を多く引用しているところは、ミステリ好きにはたまらないだろう。
|
2012年09月10日 読了
水干を着た少女。探偵見習だという彼女の初めての事件に巻き込まれた主人公の静馬。
名の知れた探偵だったという彼女の母から「みかげ」の名を受け継ぐために。。。
探偵が水干の格好をする意味はなく、ただのコスプレ。しかも推理はいい加減。
最後は意表をついたつもりなのかもしれないが、2部に入った時点で想像はつく。
結末に持っていくための事件や推理ではなく、ただ全部ひっくりかえしたかっただけのような手抜き感があり、がっかりしただけ。
とても無駄な時間でした。
|
2012年09月08日 読了
とある結婚紹介所のウリの一つに、GP値というのを採用していた。それは二人の相性を見るテストで、恋愛函数という。
そのG値が高い部類に入るカップルの間で、ストーカー、レイプ未遂といった問題が起きた。
相性が良すぎると執着を強くし、人を狂わせる?
GPの高いカップル3組で、片方が殺されるという事件から広がっていくのだが、誤解や疑いがあちこち飛びまわり、正直なところうんざりする。
伏線で示唆することもなかったため、どうにでも転べそうな話を作っていって最後は誤解で収めた感じ。つまらん。
|