2012年08月23日 読了
米市場で仲買として相場を張る吉之助。幼馴染の藤吉が女郎と心中した。
しかし藤吉はその前日、話したいことがあると吉之助も含めた友人たちに言っていた。
心中というのはどうも怪しい。
皆で調べ始めると米市場での騒動までも絡み、大きな陰謀へとつながる。
相場の駆け引きの話、女郎との恋の話、大罪を犯した商売敵と、中身は濃いがいまいち乗り切れなかった。
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読書と編み物の記録
2012年08月23日 読了
米市場で仲買として相場を張る吉之助。幼馴染の藤吉が女郎と心中した。
しかし藤吉はその前日、話したいことがあると吉之助も含めた友人たちに言っていた。
心中というのはどうも怪しい。
皆で調べ始めると米市場での騒動までも絡み、大きな陰謀へとつながる。
相場の駆け引きの話、女郎との恋の話、大罪を犯した商売敵と、中身は濃いがいまいち乗り切れなかった。
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2012年08月21日 読了
推理作家の白瀬は、気弱ですぐに泣きごとを言っては逃げに走る友人の音野の観察眼を買って、探偵事務所を開いた。
そこへ持ち込まれる依頼に、自信なさそうに推理する音野。
ひきこもりの探偵と世話焼きの友人というよくある設定。
でもなんだかキャラが生きてない。推理も物足りない。
坂木 司の同じような設定の本の方が何倍もおもしろかった。
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2012年08月19日 読了
東京へ出稼ぎに行ったまま行方が分からなくなった友人をさがしに、ペルーからやってきたミゲル。
その頃東京では、「十二神将」と名乗るテロ組織があちこちで爆発事件を起こしていた。
いくつかの社会問題を出してきた割には活かしきれてない。
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2012年08月17日 読了
作家の傍ら、生活費を稼ぐために警備員の仕事を始めた。
二足のわらじを履きながら、奇妙な仲間たちとの日々を描く。
タイトル通り。ただの、日記。
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2012年08月14日 読了
鏡が、担当の滞納者を恫喝して追い込み自殺させたとして、遺族から訴えられた。
一大事のはずなのに、等の鏡は出張を繰り返してまるで逃げ回っているよう。
腑に落ちないぐー子は、仕事に忙殺されながらも鏡の幼馴染と共に真相を探ろうとする。
1作目よりも引きこまれた。テーマが「体裁」で、さらに女性たちがギリギリの精神力で立場だったり居場所だったりを守ろうとしている姿が他人事とは思えない。
立場によって賛否ありそうな話。
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2012年08月13日 読了
保険の外交員をしていた女性が殺害された。
犯人と思われる大学生は姿を消しており、更にもう一人の男が浮上する。
映画にもなり、かなりの評価を得ていたので期待していたのだが、、、。そういえば映画も途中で止めてしまっていた。
祐一のセリフはおもしろいのに、ありふれた話のままで終わった。
これが受賞作品??
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2012年08月13日 読了
多摩川が大逆流する。東京が沈む。
そんな噂がどこからかで始め、不動産会社が煽り、調査会社がウソの報告書を出す。
住民は怪しみながらもだんだんと恐れ始め。。
少しもおもしろくない。
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2012年08月06日 読了
東京の証券会社で働いていた弥生は、転職先に北関東にある納豆会社を選んだ。
穏やかな田舎でゆっくり過ごす弥生。
心に深手を負って東京から逃げ出した弥生の、田舎での生活は、立ち止まったり逃げ出したり考え込んだりしている気持ちを癒す。
ゆったりとした流れだけど、はっきり言ってつまらない。
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2012年08月02日 読了
職なしの閑人である瑞樹は、祖母の持っていた外国人向けアパートの管理をすることになる。
風習も常識も違う人たちが集まれば、何かしら事が起こるのは当たり前。
ランタンのともる古い洋風のアパートは「ランタン楼」と呼ばれ、近所からは迷惑がられていたが、住人とトラブルにかかわるうちに瑞樹は少しづつ考えを変えていく。
コーヒー豆と和食器の店を営む杉浦草の話と似て、穏やかな主人公に少しの謎解きと地域との触れ合い。
でも草さんの話の方が好き。
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2012年07月30日 読了
令嬢飲みが通う私立の女子校へ入学する。
本と紅茶と薔薇のジャムが好きなお嬢様達との、優雅で甘いお茶会・・・のようなお話。
10代の頃によく読んでいた作家さんを久しぶりに見つけて手にとってみたものの、少女の憧れだけを詰めた缶詰をうっかり開けてしまったような、少し後ろめたい気恥かしさでいっぱい。
そう言えばこの人は昔からこうだった。。。
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