2012年09月10日 読了
水干を着た少女。探偵見習だという彼女の初めての事件に巻き込まれた主人公の静馬。
名の知れた探偵だったという彼女の母から「みかげ」の名を受け継ぐために。。。
探偵が水干の格好をする意味はなく、ただのコスプレ。しかも推理はいい加減。
最後は意表をついたつもりなのかもしれないが、2部に入った時点で想像はつく。
結末に持っていくための事件や推理ではなく、ただ全部ひっくりかえしたかっただけのような手抜き感があり、がっかりしただけ。
とても無駄な時間でした。
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読書と編み物の記録
2012年09月10日 読了
水干を着た少女。探偵見習だという彼女の初めての事件に巻き込まれた主人公の静馬。
名の知れた探偵だったという彼女の母から「みかげ」の名を受け継ぐために。。。
探偵が水干の格好をする意味はなく、ただのコスプレ。しかも推理はいい加減。
最後は意表をついたつもりなのかもしれないが、2部に入った時点で想像はつく。
結末に持っていくための事件や推理ではなく、ただ全部ひっくりかえしたかっただけのような手抜き感があり、がっかりしただけ。
とても無駄な時間でした。
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2012年09月08日 読了
とある結婚紹介所のウリの一つに、GP値というのを採用していた。それは二人の相性を見るテストで、恋愛函数という。
そのG値が高い部類に入るカップルの間で、ストーカー、レイプ未遂といった問題が起きた。
相性が良すぎると執着を強くし、人を狂わせる?
GPの高いカップル3組で、片方が殺されるという事件から広がっていくのだが、誤解や疑いがあちこち飛びまわり、正直なところうんざりする。
伏線で示唆することもなかったため、どうにでも転べそうな話を作っていって最後は誤解で収めた感じ。つまらん。
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2012年09月05日 読了
シリーズ3作目。
今度もやっかいな案件をかかえるぐー子。
あちこち走り回りながら、少しでも鏡に認められたくて必死だが、鏡の言葉に右往左往するのは変わらず。
いくつもの案件を抱えているためか焦点がばらけるが、今回のぐー子は体を張る。
しかし鏡のプライベートな話はとってつけたようにも感じて違和感があった。
この二人の絡みは面白いけど、今回の話は悲しい結末が多かった。
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2012年09月02日 読了
親子ほどに年の違う恋人を持つ貴志子は、その恋人・有実から、娘を少しの間預かってほしいと頼まれる。娘は貴志子と二つしか年が違わなかった。
なつかしい!
少女時代、氷室冴子の本は必ず読んでいた。
「ざ・ちぇんじ! 」も大好きで、買わずにはいられなかった。
話はすっかり覚えていても、何度でも読んでしまう。
あの頃の本、まだ実家に置いてあるかなぁ。。。
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2012年08月31日 読了
人生に迷い、躓き、諦めた人たちが、ある日新聞に載った「人間再生セミナー」の広告に目を止める。
いろんな理由で人生をあきらめかけた人たちが受ける、2週間のセミナー。自分や社会の事への考え方の違いや、それをどんな立場で感じているのか、などといった「気づき」や「認識」についてを考えるのが課題。
淡々と語られていく。
読者はセミナー参加者と同じ。何かに気づかないときっと面白くない。
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2012年08月29日 読了
少子化、晩婚化、生涯未婚率の増加。。。
政府はこれらに対応するため、「抽選見合い結婚法」を可決した。
3回断ると強制的に「テロ撲滅隊」に入隊させられるので、あわてて結婚する人もいれば、こんなことがなければ絶対話すこともない人と最低1度はデートできるのだから、とこっそり喜ぶモテない奴もいる。
この作者、「70歳死亡法案」といい、「抽選お見合い」といい、時に考えるけど決して実現しないだろうなぁというモノばかりでおもしろい。
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2012年08月29日 読了
中学の時一緒だったちょっと変な女の子と再会してから、僕は彼女に夢中になった。
なのに、反対を押し切って結婚してから、彼女は少しづつ衰弱していく。
甘い甘い物語。いつしか予想はつく結末が、ゆっくり切なく語られるが、どうも漫画の原作にしか思えない。
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2012年08月28日 読了
乗り越えられない何かに出くわしてしまったり、思いもよらないものが自分の中で壊れたりして、とたんに全てが息苦しくなってしまった人たちの、12の話。
短い話のなかで起こるいろんな出来事は、どれも誰かに起こったこと。作者が聞いた、少しの人生。
辛いことが多いけど、最後にやっと深呼吸できる。
そうゆうふうに出来ている。
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2012年08月26日 読了
定年を控えた刑事・香西は、ある未解決事件の容疑者が選挙に出ることを知る。
「あんな奴が政治家になってたまるか」香西はあの時、「死」の匂いを嗅いだのである。
人と違った能力を持っている香西が、もう一度その事件を追おうとしたとき、そこにもう一つの殺人を嗅ぎ取る。
だんだん深みにはまる香西。
今までの人生を全て覆そうとしている主人公が、深みにはまる過程が面白いが、軽い。
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2012年08月24日 読了
祖母から譲り受けたその西洋館は「さくらの丘」と呼ばれていた。
同じように、館の鍵を受け継いだ3人の女性たちが集まり、残された鍵と館の謎を追う。
私たちの代では決してかなわない夢を、孫の代に託す。
大事な思い出とこの館を残すことで、きっといつか、それは叶う。
時代は変わるから。
大好きなおばあちゃんの、大事にしていたもの。優しくてゆっくりで癒される。
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