2012年12月26日 読了
1巻と同。
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読書と手芸の記録
2012年12月26日 読了
1巻と同。
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2012年12月26日 読了
北鎌倉に、ひっそりとある古書店。
そこには、美しいが人見知りの店主がいる。
かなり話題になっていたので読みたいと思っていた本。
本についての、とりわけ古い本については、興味をそそる話が出てくるのでおもしろいが、それ以外はラノベらしく軽い。
ストーリーを楽しむというより、「古書」を楽しむために読む本。
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2012年12月24日 読了
待ちに待った革命シリーズ完結編。
3人の日本人が作り、戦争から60年も守り続けた秘密は、その子孫にまで受け継がれ、ようやく今その欠片が地上に出ることになる。
あの戦争から少しづつ少しづつ作られていった火種が動き出すまでには、今の世になるまで待たなければならなかった。
その革命は、彼らの望み通りだったが、それ以上のものも始まった。
ファービーなんてなくても今の若者は充分無関心だし、統率者がいなくても事件は起こせる。
正直なところ、もう少し大事になると思った。
でもそれは、若い者たちがまた新しい革命を起こそうとするための布石となることで十分だったのかもしれない。
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2012年12月23日 読了
北海道の弱小高校野球チームが、予選を勝ち抜いていく。
その試合を見た新聞記者の絵里は、不思議なものを見た。まるで、最初から打球の行方が分かっているような守備。
野球好きならもっと楽しめるだろう。
選手たちのこれまでの人生が、これほどの意思を生み、力になってくれる人を自然と引き寄せていく。
頼もしいうえにスカッとする。
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2012年12月21日 読了
少しの設定しかないところから、いろんな物語に広がる。
その7行から、演劇と小説が生まれ、さらに演劇からもまた物語が生まれたという、変わったお話。
物や場所から、そこに残された人の感情が感じられるという不思議な力を持つ主人公・真也。
ある日、同僚の父が帰国すると言うので付き合うことになってしまった真也は、父親から強いものを見た。
独特の文章は、少し感情的になりすぎる。
人の言動をむやみに大げさにしてしまうため、登場人物の感情の起伏が激しく、読むととても疲れる。
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2012年12月20日 読了
夏休み。1人旅をしようと準備を進めたはずが、直前で旅行会社がトンずらして行けなくなった。その詐欺で金がなくなった主人公の智は、地元に戻り、中学の同級生らとひと夏を過ごす。
久しぶりに合う仲間たちと、次々に起こるやっかいな事。
詐欺の話が進むかと思うところっと関係ない恋に落ち、メンドウな仲間達と楽しく過ごすかと思ったらそうでもない。。。
なんだかうるさいだけでまとまらない話だった。
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2012年12月18日 読了
弟に、「しばらく家を空けるから飼っているヘビの面倒を見てほしい」と頼まれる。
弟と同居していたミキの家で一緒に住むことになった俺は、ヘビが大嫌いなのでなんとか逃げようとする。
2時間もかからず読める。
この類は私には合わない。
とんでもなくつまらなかったし、読み終わっても少しも残らなかった。
ストーリーを思い出そうとすると、ひとつ前に読んだものが出てきた。
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2012年12月17日 読了
三姉妹は、母親がそれぞれ違う。
だけど仲良しで、どうしようもなくだらしない父親と共に暮らしている。
それぞれの悩みを全員が持ち寄りながら。。。
基本的に主人公は三女の杏だが、時々視点が入れ替わり、戸惑う場面もある。
誰もがしっかりしなきゃと思いながら考えていき、それを他の二人はちゃんと見守っている。そしてなぜか父親も憎めない。
読みやすくて淡々としていて、優しいお話。
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2012年12月16日 読了
幕末、日本国を守るためには欧米の技を知り、海を守るべきだと説いて大砲を作らせた男、佐久間象山の物語。
力強く、何があっても屈せず、国のための戦略を考え続けた象山は、敵も多かったが庇護するものも多かった。
彼の考えていることが奇策にしか思えない者たちとの戦いが、かなり駆け足で描かれている。
晩年に考えていた空の守りなど、もう少し時間があればきっと成し得ていたに違いない。
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2012年12月13日 読了
第57回江戸川乱歩賞受賞作。
世界仲の岩を完登してきたクライマーの水沢浹は、ある依頼を受ける。
「皇居に侵入し、樹齢550年の名盆栽「三代将軍」を盗み出せ」
タイトルの意味が全然わからない!
そう思って読み始めたら、突飛な話がおもしろくてどんどん進む。
始めの頃は、視点が定まらずにふらふらするために読みにくいが、後半は加速する。
奇抜なアイデアに奇抜な登場人物が、ありえない設定をより引き立てて、醒めさせない。
マンガ的だけど楽しかった。
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