名探偵の証明


2013年12月19日 読了
 かつて名探偵と言われた男が、体も思考も衰えて荒んだ生活をしていた。
そこへ、相棒だった元刑事が、アイドル探偵として人気のある若手の探偵と一緒に再起をかけたネタを持ち込む。

 第23回鮎川哲也賞受賞作。
わりとすんなり選ばれた作品のようだけど、どうも起こる事件のすべてがチャチ。
それくらいのことで感銘をうけた?そんなことで犯人が自白する?
すべてがちょっとづつ的外れなのに大げさで、しらけてしまう。
おかしな構成のせいで、そもそも流れに乗れない。

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猫桃神話


2013年11月17日 読了
様々な国や宗教の神話を混ぜ込みながら、主人公の桃が自分の資質に気付くまでを描く。

 全く入り込めない。奇妙すぎて嫌悪感だけが広がる。

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イノセントブルー 記憶の旅人


2013年09月24日 読了
 同じ夢を見続ける少年。これはきっと前世の記憶だと確信し、その夢に出てくる愛する女性を探し始める。
 そして海の見えるペンションには、今まで全く知り合うこともなかった人たちが集まる。

 前世の記憶に振り回される人々。
最後までそれだけ。なにがおもしろいのか少しもわからない。
言葉に説得力もないのでファンタジーとしても成り立たない。

宗教的な観念がない私は前世とか輪廻転生とか因果応報には少しも惹かれない。

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視線


2013年09月18日 読了
 劇団員の夏帆は、様々な不安と悩みをかかえつつも、夢をかなえるためにバイトとして地図の調査員をしていた。
 その仕事で出かけた地区で、小学校の同級生と再会する。

 調査員としての仕事として建物の名前や表札を記録していただけなのだが、そこから思わぬ事件へとつながる。

 すべてがちょっとした愚痴と悪口であふれていて、読んでいて気分のいいものではない。しかもテンポ良く進むというわけでもないので読後感もいまいち。

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吾輩はシャーロック・ホームズである


2013年09月05日 読了
 自分をシャーロックと思い込んだ東洋人・ナツメ。
彼はワトソンと共にいかさま霊媒師の降霊会に参加する。

 ホームズとして振る舞うナツメの推理は当然あたっているはずもないが、滑稽なその姿にワトソンは付き合うことにする。
事件を解くというより謎をややこしくしているナツメの様子は筋もとおってないのに最後には解決してしまう。

 でもこの人のパロディはあまり上手いとは言えない。

札幌方面中央警察署南支署―誉れあれ


2013年08月08日 読了
 初めて死体を見て気絶した新人の警察官・梅津康晴は、キゼツという渾名を付けられた。
彼は非番の日に街に出て不審者を探す。
そんな熱心さが裏目に出て、康晴はあるグループに囚われてしまった。

 刑事vs刑事。
悪い奴はどこにでもいる。警察にだっている。

 流れがわかりにくく、最後までまとまりがない。
ススキノシリーズとは大違い。

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神様のみなしご


2013年06月01日 読了
 いろんな事情を持った、子供たちが集まるところ。
一昔前は孤児院と呼ばれていた海辺の養護施設・愛生園で、子供たちは何を思っているのか。

 救いがなくて、暗い気持ちになる。
子供たち自身は淡々と語るが、だからといっておもしろくもないし心に残るような話でもない。
ひたすらつまらなかった。

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月は怒らない


2013年04月25日 読了
 市役所の戸籍係の女に一目ぼれした梶原。
同じように、少し見かけただけの彼女が気になってしょうがなくなった3人の男たち。
いつも同じような地味な服に、化粧っけもなく、なにも欲しがらない、おかしな女。

 接点のなさそうな男たちが、恭子というその女と関わって行くうちに起こす、自分とはまったく違う立場の者との邂逅。

 この人は、「君たちに明日はない」シリーズ以外はどれも似ている。
どこか暗くて、じっとそこにいるだけのような話。盛り上がりも感動も特にない。

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ラバー・ソウル


2013年03月28日 読了
 人と違った見かけのせいで、家にこもり、誰とも会わずに過ごしてきた鈴木誠は、ある日1人の女性と出会う。
人と接することを避けてきた誠の人生にふと現れたその女性に心を奪われた誠が贈った、人生をかけた愛。

 人とのコミュニケーションを知らない誠がしたことは、悪質なストーカー行為となった。

 最後まで薄気味の悪い話で、しかもインタビュー形式のために視点が次々と代わり、同じ事を複数の人物が語るためぐどい。
最後は鮮やかというよりも、なんとでもなるような落ち。
だらだらと長かった割にはつまらなかった。

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ラバー・ソウル [ 井上夢人 ]
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お友だちからお願いします


2013年03月09日 読了
 あちこちの雑誌や新聞に書いていたコラムを集めたエッセイ集。
一つ一つが短めで、ちょっとした空き時間にも気兼ねなく読める。

 しかし、自分のことを「私」と言ったり「俺」と言ったり、いちいちまとまりがないので、三浦しをんという人の人物像が一貫しないためすごくわかりにくい。

 エッセイに共感できるかどうかは、小説に共感できる率より確実に少ない。
私にとってはほとんど素通りだった。

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お友だちからお願いします [ 三浦しをん ]
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