2012年01月27日 読了
シャッターが目立ち始めた小さな商店街には、イギリスで「最後の泥棒紳士」と呼ばれた伝説の人物が住んでいる。
元・泥棒の娘の目線で語られるため、多少子供っぽい。
実は大きな秘密を持っているという大人のカッコよさは伝わるけれど、伝説の泥棒ならではの派手さは最後までない。
小路幸也の本の中では軽めで、物足りない。
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読書と手芸の記録
2012年01月27日 読了
シャッターが目立ち始めた小さな商店街には、イギリスで「最後の泥棒紳士」と呼ばれた伝説の人物が住んでいる。
元・泥棒の娘の目線で語られるため、多少子供っぽい。
実は大きな秘密を持っているという大人のカッコよさは伝わるけれど、伝説の泥棒ならではの派手さは最後までない。
小路幸也の本の中では軽めで、物足りない。
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2012年01月17日 読了
失踪した兄。このままいなくなって欲しいと思っていたが、彼を探す者たちが突然やってくる。
流されるまま行方を追ううち、ハムレットになぞらえた長い長い謎に出会う。
登場人物も、息をのむ流れも、時の権力者による長年の秘密も、惹きつけるのには充分なのに、最後に失速した。
大がかりな仕掛けは肩すかしで、秘密は眉つばものの埋蔵金のまま何も出ず、すっきりしない。
中盤までとても面白かったのに残念。
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2012年01月13日 読了
派遣切りにあった若者4人が、山形から東京まで、歩いて帰ることにした。
野宿をしながら歩くうち、行程をのせたブログが話題になり、次第に支援や批判も受けるように。
さらにメンバーは後に続く人たちで膨れ上がり、非正規社員の雇用問題を作り上げた厚生労働省に力を借りる羽目にもなる。
派遣社員の雇用問題だって、一人づついろんな問題があるんだよと言ってるんだけど、なんだか石田衣良らしくない作風。
キャラクターにも問題にも話の流れにも、少しづつ曖昧でどれにも少しづつ納得できない。
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2012年01月03日 読了
伝説の都市トロイアの黄金を探しだすためにヒッサルリクの丘で発掘を行うシュリーマン。
黄金に取りつかれた彼が、黄金を見つけたその夜、事件は起こる。
謎が解かれたと思った瞬間、それが覆り、さらには存在すら覆されそうな展開。
いずれ覚めるかもしれない夢の中で全てが流れていくような、砂漠の熱に浮かされたまま走らされているような、不思議な浮遊感のまま終わる。
読後はしばらく考え込む羽目になった。
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2011年12月25日 読了
オカリナの音が聞こえると、子供が消える。
まるでハーメルンの笛吹きのような不思議な出来事が起こり始める。
しかし、どこからも被害届や捜索願が出されない。
田沼の道場からも向季が消えた。
子供たちの間に広がる妖しい宗教と、中国系地下銀行から数百億円のプール金が紛失した事件との繋がりは。
政治的な面へと広がる多国籍VS日本人。
今回はサーシャはほとんど出てこない。
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2011年12月15日 読了
武を極め、その力を披露し競う大会「武宮大賽」。
それに向け、師である仙人の弓を作ることを命ぜられた千里は、材料集めの旅に出た。
そして苦難の後、「武宮大賽」に臨む千里たちは、かつて仲間として戦った者と相対することになった。
何かが弾け、新しい物が見え始めた時、物語が終わる。
続きはすぐにやってくるだろうか。
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2011年12月13日 読了
明治になって間もない頃、外国人の多く住む横浜で起こる不思議な事件を解く新聞記者・ワーグマン。
正統派の推理小説の流れ。
タイトルになっている「消えた山高帽子」が一番後味良く粋でよかった。
でも人物紹介で謳われているほどの魅力は見えなかった。
他の作品も読んでみようかな。
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2011年12月11日 読了
今回の主人公は、カンボジアから難民として日本にやってきた鳩。
1作目の亮司のような危なっかしさを持つ。
周りの誰も、お互いを利用し合い、奪い合い、愛し合い、裏切る。
亮司やサーシャだけでなく、前回行方不明のままだった亜由も登場。
彼らの革命はまだ姿が見えないが、亮司の成長が見えてうれしい。
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2011年12月09日 読了
調査の帰りに遭難した町で起こった吸血鬼騒ぎに興味をもった二人。今回は正式なバチカンからの仕事ではないため、どこか雰囲気がやわらかい。
プラチナブロンドと、明るく鮮やかな青い目を持つ領主。
何世代も前から時折起こる吸血鬼の被害。
専門外の出来事に興味を持ち、調べを進めることに決めた二人。
そしてやっぱり平賀がピンチに陥り、ロベルトは気をもむ。
ちょっとした外伝かブレイクと言った感じで、少し物足りないけど次へのプロローグが含まれていたので期待したい。
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2011年11月30日 読了
横浜みなとみらい署暴力犯係。諸橋のチームは、大学生がヘロイン中毒死したことに関心を持ち、背後を調べ始めた。
そこから繋がる暴力団と麻薬販売ルート。
今野らしい淡々とした展開。
時々毒づきながらも、信頼されていることを自覚し、力を尽くす。
今野の書く警察物は必ずその流れで進む。
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