2013年09月01日 読了
【第十三回鮎川哲也賞受賞作】
紫式部が描いた、あまりにも有名な「源氏物語」。
式部につかえていた少女を主人公に、式部を探偵役にして最大のミステリーを描く。
式部の書いた物語には欠落があるのではないかという説があることを、これを読んで初めて知った。
その話を見事に、しかも雅に解決してしまう。しかも敵であったものすら心変わりをさせたうえで。
はじめは人物の区別がつきにくく読みづらい所もあったけど、後味はとても良い。
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読書と手芸の記録
2013年09月01日 読了
【第十三回鮎川哲也賞受賞作】
紫式部が描いた、あまりにも有名な「源氏物語」。
式部につかえていた少女を主人公に、式部を探偵役にして最大のミステリーを描く。
式部の書いた物語には欠落があるのではないかという説があることを、これを読んで初めて知った。
その話を見事に、しかも雅に解決してしまう。しかも敵であったものすら心変わりをさせたうえで。
はじめは人物の区別がつきにくく読みづらい所もあったけど、後味はとても良い。
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2013年08月31日 読了
ヴィクトリカが幽閉されている聖マルグリット学園の片隅に、立ち入り禁止の塔がある。
昔、その塔を工房としていた魔術師「リヴァイアサン」が描いた挑戦とも思える回顧録を図書館で見つけたヴィクトリカ。
今度は図書館から出たヴィクトリカと、元気娘のアブリルとの掛け合いもあり、少しづつヴィクトリカの周りが賑やかに。
いくつものトリックで隠された謎を解くヴィクトリカが、前よりずいぶん表情豊かになってきた。
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2013年08月19日 読了
新聞の3行広告に書かれた不気味な文。
それを見たヴィクトリカは、出てはならぬ学園からこっそりと抜け出した。
機関車に揺られ、ヴィクトリカと一弥は、現代の文明とはかけ離れた中世の生活をしている不思議な村にたどり着く。
思いかげず大冒険となった二人。
前作では怪しげな髪形の警部との関係がわかり、今回はヴィクトリカの母親の秘密がわかる。1作に一つだけど、結構大きな秘密が明らかになるので飽きない。
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2013年08月18日 読了
千葉という名前を持つ彼は、死神。
1週間の調査の後、その人物が死んでもいいかどうかを査定するのが仕事。
その千葉の、いくつかの仕事の話。
短編で、そう特徴的な話はない。
いくつもありすぎて読み終わってしばらくすればすっかり忘れてしまう赤川次郎と似たような話。
最初のころの登場人物がまた最後の話に関わってきたりする。時の流れを超えた人物。長編が出たようなので、そちらも読んでみたい。
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2013年08月16日 読了
ホームズが戻ってきてから、ロンドンに首狩りの事件が相次ぐ。
彼がその謎を追い、行き当たった真実は。
彼の助手であるワトソンが、こっそり書き残していたホームズの事件。
ほかにも、忠臣蔵の一夜の出来事や、ヒトラーが実はシャーロキアンだったり、注目の人物の一番近くにいた者が書き残したものが見つかる。
それらを発見者のコメントと共に短編としたこれは、まるで事実のように感じられる。
どこまでが史実でどこからが想像なのか、うっかりすべてを信じそうになる。
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2013年08月11日 読了
降格人事により、警視長にもかかわらず大森署の署長となった竜崎伸也。
その竜崎のところに、国会議員の失踪と、その運転手の他殺死体のニュースが届けられる。
竜崎の生真面目な性格がよくわかり、署の間にある管轄や勝ち負けといったくだらない言い合いにうんざりしたり、心配している息子の受験に新しいトラブルがあったり、竜崎は落着けない。
シリーズが多すぎてどれを読んだかわからなくなる。
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2013年07月26日 読了
祖父母から受け継いだ人形堂を、すったもんだのあげくやっと取り戻した澪。
しかし今度は天才肌の冨永がスランプに陥ってしまった。
穏やかに流れる時間を、人形たちとともに眺める。
修復に持ち込まれた人形たちと、職人たち。
優しい気持ちになれる。
冨永の決心が頼もしい。
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2013年07月24日 読了
ふとしたきっかけで知り合った地元の有名人と飲み仲間になった<俺>。
ところがある日、そいつが殺されてしまった。
友人を殺した奴を突き止めようと、探偵はあちこちに罠を撒く。
引っかかってきたのは振り込め詐欺グループ。
さらに廃棄物業者までひろがり、またも<俺>は死にそうな目に合う。
桐原や相田とはもうすっかりうちとけ、高田よりも登場が多い。
年をとっても相変わらずな探偵。
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2013年07月20日 読了
江戸の町名主の跡取り息子麻之助が、幼馴染の悪友二人とともにもめ事を解決するシリーズ。
麻之助の妻が懐妊し、浮かれる麻之助の喜びが微笑ましい。
ふとしたことから気づく真相に、名主の跡取りらしい解決法を見出す。
最後はなんともいえない悲しい出来事が起こる。
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2013年07月10日 読了
退官した刑事の種谷から突然連絡があった。
絶対にクロなんだけど証拠が一つもない。しかも容疑者はおそらくヘンタイだ。
種谷は、「その容疑者と親友になれ」と言う。容疑者がボロを出すよう誘導しろというのだ。
今回、<俺>はいままでになく不愉快な人物と友達にならなければならなくなり、生涯最低の冬を過ごすはめになる。
その容疑者は、知れば知るほど気持ちが悪くなり、薄ら寒い。
そのうえ思い当たる人がいそうで、さらに不愉快になりながら読み進める。
でも止められない。最後は、やはり<俺>も年をとったなぁと思う。
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