ROMES06 誘惑の女神


2011年09月02日 読了
 空港防御システム「ROMES」第二弾。
伝説のテロリストからの予告状。
成島たちはROMESを使って彼らを追う。

 ROMESの機能がまた少し明かされる。
成島と犬のハル、そして砂村が、だんだんお互いを信頼していく様子が見れて楽しい。

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バチカン奇跡調査官   闇の黄金


2011年08月18日 読了
 平賀・ロベルトコンビの奇跡調査も3回目。
『まだらの道化師』という薄気味悪い伝説が残る地域へと出向いた二人。
 今回は命がけ。

 二人の、お互いへの信頼が羨ましいほど。
科学的な現象や思い込みといったことも、キリスト教では奇跡となって人々からは信仰の対象とされる。
 二人の過去も思いも、そこから生まれる言動も、優しい余韻しか残さない。

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ROMES 06


2011年08月14日 読了
 最先端の警備システム「ROMES」を導入した西日本国際空港。
海に浮かぶ孤島の空港に仕掛けられた、“チーム”からの挑戦状。

 巨大な空港を舞台に、ROMESを操る成嶋チームと、空港閉鎖を求めるテロチームとがぶつかり合う。

 だんだん筋は読めてくるので、注目することろが見えて来ておもしろい。
 ROMESはまだ手を隠してるようなので、続きが楽しみになる。

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鬼に捧げる夜想曲


2011年08月10日 読了
 昭和21年3月17日。
乙文は、友との約束を果たすべく、九州大分の沖合に浮かぶ満月島へと向かう船に乗っていた。

 約束は友の婚礼。
ところがその夜、新婚夫婦は無残な姿で発見される。

 トリックとどんでん返し、覆る推理が多過ぎる気もしたが、引き込まれて1日で読めた。
 もう一つの受賞作品も昔読んでいたが、こちらの方が数倍おもしろかった。

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ヘッドライン


2011年08月09日 読了
 テレビ局報道番組の遊軍記者と、継続捜査担当の刑事の黒田。
二人は偶然、同じ1年前の未解決事件を追っていた。

 報道局と警察の2つの視点で進む。
今野敏らしい警察モノ。

 生真面目で融通の利かない中年刑事でも、「特別」があると急にかっこよく見えてくる。

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医学のたまご


2011年08月08日 読了
 「ジーン・ワルツ」で生まれた双子の片割れ・薫。
うっかりいい点を取ってしまった「潜在能力試験」のせいで、東城大学医学部にとび級入学するはめになってしまった。

 中学生が大人の世界に迷い込んで、いろんな不条理に出くわす。

 地位のある人の横暴さが徹底している。
最後はスッキリやりこめているが、それも他人の力を借りるという情けない主人公。
 それでも医学の面白さはかなり伝わる。

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ちょちょら


2011年07月29日 読了
 兄上が自刃した。
後を継いで江戸留守居役となった新之助は、強かな他藩の留守居役達と共に、前代未聞の大仕事を打つ。

 始まりは退屈で、留守居役の仕事とはこうゆうものだという説明めいた出来事が続く。
 大事になってくるのは1/3を過ぎた頃か。
博打を打つような張ったりと緊張感とどんでん返し。
 いい友がいることが充実感を倍増させる。

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BG、あるいは死せるカイニス


2011年07月22日 読了
 不思議な世界観がさも当然というように始まり、やがてごくありふれた事件が起こる。

 人は誰しも生まれた時は女であり、やがてその一部が男へと転換する世界。
 
 おかしなタイトルだと思って手に取っただけ。
だけど読みだすと止まらない。
性転換する生き物は、母であり父になる。

 久しぶりにじっくり入り込めた。

ブック・ジャングル


2011年07月04日 読了
 深夜に忍びこんだ閉館になった図書館。
そこには殺意があった。

 タイトルだけで十分興味をそそる。
閉館後の図書館で自分に向かってくる殺意と戦うという設定も。

 少し稚拙ながらも、じりじりと迫ってくる敵に知恵と工夫で対峙する様は想像していて面白い。
 一夜の冒険に図書館はうってつけ。

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ゆんでめて


2011年07月03日 読了
 シリーズ9作目。
今回はちょっと構成変わっていておもしろかった。
 続いてゆく人生と分かれ目。

 どんなに考えて出した結論でも、ふと思いついたことでも、
数年後には生涯忘れられない後悔として残るかもしれない。
巻き戻される数年は、二つ目の人生を観てきた感じで、とても切ない。

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ゆんでめて [ 畠中恵 ]
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