贈り物に悩んでいると父から託された若旦那。
いったい何を送ればいいのか、本人に欲しいものを聞きに行こうとしたところ、新しい悩みが続々と持ち上がる。
珍しく寝込んでいない若旦那が動く。
妖狐・老々丸とその弟子からは、最後の頼みが若旦那だと必死の願いを聞き、母が若旦那の誕生した日を祝おうと言い出し、さらには若旦那を長く診ていた医者が引退するというニュース。
今回は若旦那のための出来事が多かった。
誕生日の宴を開こうとして大ごとになってしまうところなど、まさに長崎屋といった感じ。
幼馴染の和菓子職人はもう名前しか出てこなくなり、新しい妖はどんどん増えていって、人間はもう数少ない。
人の営みは別のシリーズで、という区別がくっきりしてきた。
リンク