死にふさわしい罪


 一族でするクリスマスパーティーの準備を手伝うため、母方の伯父の別荘へとやってきた和典。
駅で出会った不思議な女性が、隣家の人であり、また楽しみにしてて突然更新が途絶えた数学のブログの作者の妻だと知り、和典は新記事の下書きがあるという女性に頼み込んで見せてもらうことにした。
ところがその女性の家では1年前、ブログの作者である女性の夫が行方不明となっていることを知る。
漫画家だった叔母が秘密を握っていると思い、女性の家を訪ねてみるが。

 少女をターゲットにした作品や、中世ヨーロッパが舞台の作品では、一文字も読み漏らすまいというほどの集中力を持って読んだのに、少年が主人公のこのシリーズはとたんにつまらなく感じるのはなぜだろう。
同じように緻密な設定と興味深い専門分野の知識が織り込まれているが、どうも熱中できない。

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