白の王


 廃墟の塔が林立する“塔の森”で、大人になって魔鳥から攻撃されるまでの子供の間、孤児たちは塔に棲む魔鳥が盗んできたものを集めて暮らしていた。
ある日そこへ、魔鳥に緑の宝石を盗まれたという男が立ち寄る。
宝石を見つけたアイシャは、まさにその時、魔鳥から攻撃を受けて落下したが、気が付くと胸に宝石が埋まっていた。
宝石は取り出せず、アイシャは男と共に旅に出る。

 偶然助けた子供を道連れに旅をして、やがて魔族の王と出会うというのがこのシリーズの大きな目的だったようだ。
青と赤で大きな存在感を残した翼船は世代交代をし、新しい街や、そこでの文化、不思議な力とそれを使う者たちなど、強い印象を残すものがたくさん登場した。
白の王ももれなく力強く、静かだが偉大さは十分伝わる。
一番読みごたえがあった。

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