中空


2009年05月23日 読了
 数十年に一度開花し、その後一斉に枯死するという竹。
その花が一斉に咲き乱れる様を写真に収めるため訪れた村では、不思議なルールと習慣で成り立っていた。
 そしてそこで起こる奇妙な出来事。

 プロローグの前に書かれた注意書きを読んだ時点である種の嫌悪感が生まれた。
 続きを読むかどうかを迷ったが、淡々と進められる内容からはそれほど嫌な感じはうけなかった。

 村の象徴である竹が最後に見せる表情。その竹と運命を共にしたような村。切なさを残しながらも一つの解決へと導かれた話はきっちりと収まっている。それで充分か。

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