2010年05月02日 読了
殺されたのは、政治結社の構成員、暴力団員、ロシア人ジャーナリスト、大学教授。
一見、関係のない殺人事件だが、手口が同じ。
公安の捜査員・倉島は、これらの連続殺人の裏に潜む大きな穴を覗き込む。。。
作者は、刑事モノも公安モノも描いている。刑事と公安はその信条の違いから仲が悪いと言うが、どちらの立場の本を読んでもお互いの悪口が描かれていておもしろい。
でも今回は、倉島とロシアのネタにもかかわらず、ヴィクトルが登場しないので物足りなかった。
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読書と編み物の記録