山の上の家事学校


 政治部の記者として忙しくしていた幸彦だが、離婚して1年。
家のことは何もできず、すさんだ生活を送っていた。
そんな時、妹からある学校を教えられる。
そこは、労働として認められにくい「家事」を教える学校だった。

 家のことを手伝っていると思っていたけど、「ここから先は自分の仕事じゃない」と思っていたことが多かった。
妻から「一人になった時のために」と勧められた。
など、入学の理由は様々だけど、やらなければ生活の質が下がったり、体調を壊すことになること全般を教える学校。
近頃こうゆう、「男たちへの静かな抗議」が題材の本がよくある。
確かに「そうそう」と思う事は多いし、できれば意識を変えてもらいたいとずっと思ってきたけど、そうゆう相手はたいてい本など読まない。

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