2015年05月15日 読了
日本橋本石町にある、通称“やさぐれ長屋”と呼ばれる弥三郎店。
そこで暮らす人々のちょっとした出来事が順に綴られ、やっかいで愛しい人間関係を紡ぐ。
そろそろ嫁取りを考えている男が気になったのは気が強い出戻りの娘。突然言い寄ってきて勝手な思い込みで結婚を迫る男。仲の良い夫婦の旦那の方が実は寄場帰りだという噂が立つ。。。
人のなすこと思うことは、いつの時代も同じ。
いろんな立場から見ても、やっぱりそれは変わらない。
江戸が舞台の話ではあるけど、妙にリアルですとんと馴染む。
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