英国騎士のジョセフは、亡き父がジョセフのためにと鍛えた中国人とインド人の付き人と、メイドのアニーの三人を従え、今日も悪を倒す。
ある日、屋敷の者が化け物に襲われるという依頼を法外な値段で受けたジョセフ。
武道の達人である二人は人間担当、ジョセフは人外担当として乗り込むが、そこで出会ったのは人間だけど痛みを知らず、傷をものともせず立ち向かってくる化け物だった。
そして夜にはメイド部屋で休んでいたアニーのところにまでやってきた。
そいつの言う「ナイルの王者」とは。
貴族でなければ人間扱いされないくらいの貴族意識がしみついた時代。
若い当主のジョセフは女好きだがちゃんと仕事はする。
従者の2人からいつも諫められてはいるものの、他人から従者をけなされて怒る主人を二人は信頼しているし、アニーも含めた家人すべてで知恵を出し、依頼にあたる。
ちょっと抜けたジョセフとしっかりした従者たちのやりとりは微笑ましい。
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