2015年12月02日 読了
秋葉原にある交番には、強面だけど秋葉原をこよなく愛する権田と、イケメンで女好きなうえ、幽霊まで見えるという謹慎中の向谷が勤務していた。
そこへあるとき、足だけの幽霊が訪れる。
記憶がないその幽霊の体の行方も追いつつ、秋葉原の交番に駆け込んでくるご近所さんをなだめながら、足子さんと命名された足だけの幽霊が協力して捜査にあたる。
そしてたどり着く真実には、痛ましい事実と共に暖かい思いがあふれ、さっぱりとした気分で終わる。コミカルで楽に読める。
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読書と編み物の記録