黄泉坂案内人 三条目


2017年11月30日 読了
 この世とあの世の狭間にある黄泉坂で、迷える魂を遺恨なく送るために働いている彩葉と速人。
死んでしまってからも人に喜んでもらおうと坂の下で居酒屋をひらいた死人のおかげで、死人は増えているのに迷う者は減ってきていた。

 生きていた頃の強い迷いをぬぐい、あの世へと導く二人の話というより、後悔を抱える死人がメイン。
ちょっと面白そうな人もいたけど、中途半端なまま終わったようなものもあり、消化不良な後味が残る。

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