「5日以内に江戸へ参勤せよ」と無理をさせられた「参勤」が終わり、湯長谷の者たちは帰りはゆっくり行こうと決めていた。
それぞれの特技を生かして江戸で稼ぎ、お咲を身請けし、物見遊山を夢見ていた。
しかし老中・信祝はまたも湯長谷藩に無茶をつきつける。
「あと二日のうちに交代を終えよ」さらに「江戸城天守閣の普請」との沙汰を出し、一同は青ざめる。
行きも帰りも知恵で乗り切り、傍から見れば滑稽な事を真剣にやっている姿が想像できて楽しい。
それは、どちらも最後の最後まで助けてくれない上様が呑気すぎて腹が立つほど。
死んだと思っていた段蔵は今度も頼もしいが、ほかのメンバーの個性はちょっと埋もれ気味。
映画を見てやっと区別できた。
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