つくもがみ貸します


2013年05月01日 読了
 江戸、小さな貸物店「出雲屋」を切り盛りする姉弟。
そこでは、生まれて百年を経て『つくもがみ』となった器物たちが好き勝手にしゃべりだす。

 貸し出された先で見聞きした面白い話を店先で話し出すつくもがみ。
こちらは決して人とは口を利かないと決めている。

 人の縁談や幽霊話、いろいろあってもやっぱりほのぼのとして読みやすい。

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