闇から届く命


2015年04月28日 読了
 助産師になって6年目の有田美歩は、いろいろ問題もあるけどいい仲間に恵まれた職場で、忙しく働いていた。
 そんなある日、運ばれてきた飛び込みの妊婦の名前を見た医師がおかしな態度を見せる。

 羊水検査の結果に動揺する夫婦や、新生児室から子供を運び出す看護師長など、関わる人たちの事情は様々で。
そんな中で起こる、病院としての大きな不祥事。

 現場の慌ただしさや問題点、最後にきっちりサスペンスまで含んで、読みやすいわりに読み応えもあった。

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