2015年08月27日 読了
絵を描くのが好きなフリーター・拓真は、もういっそ田舎へ帰ろうかと考えていた時、ふとあるメールに目が行く。
『才能ある絵師を探しています!』
やけくそで飛び込んだテノヒラ幕府という会社は、スマホゲームの制作会社だった。
そこで採用された拓真は、同期入社の55歳のおじさんの部下となり、絵の技術だけではないものをたくさん学ぶ。
ゆとり世代と、会社に尽くしてきた世代との違いは大きすぎて、それぞれの意見に納得しつつも、それぞれに反発心を感じてしまう。
自分はどちらに近いだろうと考える。
私は誰と働きたいかなど、考えてもしょうがないと思っていた。
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