2009年09月08日 読了
映画のノベライズ。
富士が噴火し、そこに封じられていた妖怪たちが一斉に溢れ出た。それを狩り、もとの平安な地上へと戻すべく、一人の少女が立ち上がる。
この世でただ一つ、妖怪を切れる刀を持ち、河童の子を弟として育てた少女、「さくや」。
映画は知らなかった。なんとなく「木花開耶姫命」という神の話を読みたいと思って手に取った本。
普通に妖怪退治の話だけど、サクサク読め、豪快な娘と手の内を明かさない頼もしい助っ人たちという王道なストーリーはそれなりに楽しめた。
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読書と編み物の記録