2011年09月13日 読了
大阪の男たちは、大きなナイショの何かを守っていた。
東京からやってきた会計検査院の調査官3人は、大阪で眠っていた歴史を掘り出そうとする。
流れが悪い。
ホルモーでぽんぽんとテンポよく惹き付けた力が感じられなかった。
でも、男たちの壮大なウソと、女たちの頼もしい支えがあった。
映画になって、どうアレンジされているのか気になる。
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読書と手芸の記録
2011年09月13日 読了
大阪の男たちは、大きなナイショの何かを守っていた。
東京からやってきた会計検査院の調査官3人は、大阪で眠っていた歴史を掘り出そうとする。
流れが悪い。
ホルモーでぽんぽんとテンポよく惹き付けた力が感じられなかった。
でも、男たちの壮大なウソと、女たちの頼もしい支えがあった。
映画になって、どうアレンジされているのか気になる。
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2011年09月10日 読了
西日本国際空港で、テロが起こる。
次々と発見される麻薬の運び屋。海外からのアーティストにぶつけられる卵。
けれどこれらは、周到に用意された罠の一つだった。
強い信念を持ち、そのためなら罪を犯すことさえ厭わず、ただ故郷のために。
その力はROMESを揺さぶるほど大きい。
成島の、周りを振り回す行動はすでに気持ちがいいくらいで、
ROMESの成長を成島と共に見守っていきたくなる。
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2011年09月08日 読了
家に帰ると猫がいた。
あぁ、そうかこれは妻だ。
不思議なくらい自然に受け入れてしまう主人公。
彼は特殊な郷の出身だった。
豪快で頼もしい友と猫になった妻。
勤めである事を為す日々がやんわりと語られている。
説明が少ないため、読んでいくうちに少しずつ自然に判るのを待つ。
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2011年09月06日 読了
ペット探しが専門じゃない!
とは言うが、来る依頼は猫と犬の捜索。
さらに依頼人が美人ならすぐさま受ける。
逃げたロシアンブルーを追ううち、「ハードボイルド」というにふさわしい事件になるが。
主人公はダメ男、助手は変な少女、スピード感とは程遠い展開。
ゆるい探偵小説でした。
その分二人には愛着が沸くのかもしれない。
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2011年09月03日 読了
地下室から、または蔵から、見つかった古い美術品は果たして本物か。
真贋を問われる短大の教師・佐々木。
なによりも美術コンサルタントの神永の見抜く力が変わっている。
でも流れが不自然でわかりにくい所が多く、余韻も少ない。
キャラクターの個性や気持ちの動きよりも、美術品のウンチクに力が入っているからか。
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2011年09月02日 読了
空港防御システム「ROMES」第二弾。
伝説のテロリストからの予告状。
成島たちはROMESを使って彼らを追う。
ROMESの機能がまた少し明かされる。
成島と犬のハル、そして砂村が、だんだんお互いを信頼していく様子が見れて楽しい。
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2011年08月30日 読了
人里離れた山の頂、大きな洋館の中に、世俗とは関わりを持たない一族がいた。
その洋館では、血ぬられた伝説がある。
暗く長い話。莫大な財産と、血族婚を繰り返す人々は、時に狂う。
キーとなる人物は探偵かと思いきや、最後にさらっと明かす本当の名前と主人公。
とっつきにくいが世界観に深く沈める。
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2011年08月28日 読了
小説家になった女性と、彼女を支えた夫。
二つの物語。
どちらも体を引きちぎられるほどの思いをする。
得意の甘い話とは少し違って、切なくていい話だけど、辛くて二度と見たくないと思ってしまう。
やはりこの人はハッピーエンドがいいな。
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2011年08月27日 読了
関西の都市・浪速で新型インフルエンザが発生した。
浪速市は政府により警戒態勢がひかれる。事実上の経済封鎖である。
地方と中央の大がかりなケンカの話かと思っていたら、白鳥や斑鳩といったおなじみの面々も登場。
なんとなくニヤリとさせられる。
東城大にAiセンターが作られている最中のお話。
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2011年08月25日 読了
カメラを持って公園をめぐる。
家族の写真を撮っていた圭司は、ある日「妻を尾行して写真を撮ってほしい」という依頼をうけてしまう。
天気のいい日は必ず幼い子供を連れて公園へ行くその女性。
レンズ越しに圭司が見つめる景色は、穏やか。
大きな出来事はないけど、普通で大事な人との交流が描かれている。
映画も見てみようかな。
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