鋼鉄都市


2012年07月01日 読了
 人間があふれかえった地球。人々は早々に地球を抜け出し、他の星へと移り住み、進化を遂げていた。
地球に残った人々は、地球へと戻ってきた彼らを宇宙人と呼び、明確な住み分けを行ってきたはずだった。

 地球人にとっては畏怖の対象である宇宙人の住むドームで、殺人が起こる。捜査のパートナーとして送られてきたのは、人間そっくりのロボットだった。

 1953年に書かれたこの作品は、非常に評価が高い。
500以上の作品を残した人らしく、興味はあるけど読める自信がない。。。

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海に消えた神々


2012年06月29日 読了
 元警察官である探偵・石神の元へ、「友人の父の無念を晴らしたい」という依頼が来る。地質学者である仲里教授は、沖縄の海底遺跡での捏造が発覚し、自殺していた。しかし、捏造の事実も自殺という死に方にも疑問が生じる。

 石神探偵の第2段。
また超古代遺跡や神々の謎を追う。
きっと想像以上に神秘的で美しいだろう海に沈んだ鍾乳洞が印象的。

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神々の遺品


2012年06月27日 読了
 アメリカで超常現象を研究していたチームが、研究内容ごとその存在を消された。さらに日本ではUFOライターが殺され、一人の若者に容疑がかかっていた。
 アメリカ、日本、さらにはバチカンまでも揺るがすほどの秘密にたどりついたその若者は、姿を消す。

 元警察官の探偵である石神が、行方をくらませた若者を追ううちに巻き込まれる謎が、だんだん大げさになっていく。
オーパーツに興味があるならば楽しめる。

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壬生烈風 – 幕末京都守護職始末


2012年06月21日 読了
 天狗の剣に次ぐ、幕末に生きる剣士・孝太郎の、太刀で己の道を切り開かんと奮闘する物語。

 幕末の京でいろんな思想を持った人たちと出会い、死に別れるうちに、藩とは、武士とは何なのかと思い悩むようになる。

 作者、もうヨーロッパは飽きたのだろうか。
文体も雰囲気も変わらないのに、なぜかあまり集中できない。

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PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>


2012年06月17日 読了
 IWGP10巻目。
タカシの凍るような怒りが強く残って冷たい傷を残す。
4人組のレイプ犯を追い詰めるマコトとタカシ。
 
 今回は二人が一緒に行動することが多くて、初期の頃を思い出す。そしてなにより、タカシの恋愛の話が出て来て驚いた。
二人が組んだ結末はいつも冴えてる。

 それにしても、前作で養子になった子はどうした??

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鋼の魂 僕僕先生


2012年06月16日 読了
 一行の旅は南へ。
連れが増えた僕僕たちの旅は、大国に囲まれた程陽という小さな国へたどり着く。
 そこには、鋼の手で敵を滅ぼす伝説の神が眠っているという。

 攻め入ってくる大国との闘いに巻き込まれた一行は、鋼の神を起こそうとする程陽に力を貸す。

 道連れが増えたせいか、僕僕のかわいらしさと変身が出てくる場面が減り、周りの個性と活躍が強くなった。
 そろそろ僕僕の力が見たい。

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アドニスの帰還


2012年06月14日 読了
 たくさんのブラジル人が住み、仕事をして金を貯め、やがて帰っていく地、大浜市・聖市街。
 そこで働く日系三世のエリザは、忘れられない過去の虐殺でただ一人、生き残った子供だった。

 生き残りがいるとバレたら殺される。
虐殺を行った男を探し出したいという気持ちと、よみがえる恐怖の感情とが入り混じるが、探すことをやめられない。

 エリザの性格と気持ちがぶれ過ぎて、感情移入もできないし進め方も変。
 つじつま合わせのために不自然な理屈が多くなってきて、あきれるほどつまらない。

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パラダイス・ロスト


2012年06月12日 読了
 スパイを養成するD機関の新作。
創設者の結城中佐の人となりを暴こうとする外国人が現れる。

 今回は、実際のスパイ活動よりも結城中佐の過去を探るためにやってきた外国人の動きが中心。
しかし、これまでのような清々しいほどの裏切りはないため、物足りない。
 逆に「ケルベロス」は、珍しくスパイの方が利用されてしまい、こちらは結城中佐も苦笑いしそうでおもしろかった。

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バチカン奇跡調査官ラプラスの悪魔


2012年06月10日 読了
 シリーズ第6弾。
大統領選挙に出馬する、このところ人気の若き議員が、協会で謎の光に包まれ死をとげる。
彼は5日前、存在すら認められていない屋敷での降霊会に参加していたことがわかっている。
 平賀とロベルト、さらにFBIのビル捜査官と共に調査に向かう。

 今回はオカルトや奇跡というより科学。
油断していると専門的な話になっていて一言も読み逃せない。

 さらに、これまで一番の謎と興味だったジュリア司祭よりも、もっと気になる関係が出て来てしまった。
 純粋な奇跡調査を心待ちにしているけど、人間関係も面白くなってきた。

メロディ・フェア


2012年06月05日 読了
 小さい売り場だけど、好きな化粧品を売る仕事。
そんな主人公が毎日座るショッピングモールのカウンターから生まれる、普通の日々の、少し嬉しかったり辛かったりする出来事を柔らかく書いている。
 
 最後はゆっくりハッピーエンドで、主人公の周りの人の心を少しだけ溶かして終わる。

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