階上の闇


2012年05月14日 読了
 子供の頃の惨めな思いを消し去りたいがためだけに出世を望み、時には自らの手を汚してまでも進み続ける男。

 単調な文章だけど飽きない。そして、だんだんと闇を大きくしていく正樹の、狂いかけた様子が詳細に描かれていて恐ろしくなる。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

階上の闇 [ 結城五郎 ]
価格:2090円(税込、送料無料) (2019/11/9時点)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。