2009年12月25日 読了
なぜ「牛の家」?
訳あって窓際族だった僕が、ある日豪邸の管理人に任命された。
訳あって拾った女の子とそのまま付き合い、訳のある人たちと一緒に過ごしている。
ほのぼのゆっくりとした時間が流れる。やわらかい気持ちでずっと読み続けることができる。
ただ、前作があるのではと思わせるくらい、所々でさらっと流される背景。
それが納得できなくてちょっと物足りないと思う時もあるし、出会う前のことは少しづつ知るしかないのが当たり前だから何もかも説明するのは逆に不自然なのでこれでいいのかもと思ったり、いろんな考えが浮かびながら読み進めた。
そのため、登場人物への興味は確かにそそられた。
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