2010年03月04日 読了
真田と同じ「山の民」。孤独だった真田と同じルーツを持つ人がいた!
でも彼は「新人類委員会」のメンバーであることがわかり・・・。
どんなピンチでも必ず勝つヒーローもののシリーズ。
でも今回はどうも次へ続く「つなぎ」的な話の模様。
中だるみ?
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読書と手芸の記録
2010年03月04日 読了
真田と同じ「山の民」。孤独だった真田と同じルーツを持つ人がいた!
でも彼は「新人類委員会」のメンバーであることがわかり・・・。
どんなピンチでも必ず勝つヒーローもののシリーズ。
でも今回はどうも次へ続く「つなぎ」的な話の模様。
中だるみ?
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2010年02月15日 読了
病気の母に見せようと、古い写真を探していた。そこで見つけた一通の遺言書。そこには自殺した画家の愛があった。
『このミス』大賞受賞作家の第2弾。絵画をめぐるサスペンス。
柳原慧の作品にしてはちょっと普通な流れだった。もっと、「いかさま師」というタイトルからにじみ出るような、うすら寒い空気を待っていたのだけれど。。。
トリックはおよそ想像される可能性の内に収まり、専門的な解説がなかったらただの巻き込まれ小説で終わっていた。
なんだか納得いかないままうまくおさまって終わった。
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2010年02月14日 読了
成田空港でテロが発生した。狙われて負傷したザミル。
「新人類委員会」が再び日本に潜入したのだ。
恵理、舎念、そしてチベット仏教の高僧の生命が危険にさらされている。ただ一人の特殊防諜班・真田の戦いが始まる。
展開はすっかり判っているので何も心配しないで読める。
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2010年02月09日 読了
第12回歴史群像大賞最優秀賞作。
中国、山に隠棲する男に剣を習っていた朱温は、国を揺るがす大戦が近づいていると聞き、参加する。
朱温の戦歴の記録。
ジャンヌ・ダルクやナポレオンの話で多い、戦いながら大陸を渡る物語。この時代の兵法や政治に興味が持てればもっとおもしろいのかもしれない。
やっぱり主人公を飾る周りの人の魅力が強い。
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2010年02月07日 読了
相変わらず狙われる芳賀一族。それを排除する真田とザミル。
今回はザミルが新人類委員会の総帥と対峙する。
日本人にはなじみが薄いと思われる宗教のルーツや、自衛隊の豪快な登場など、いつものパターンが広がる。
これではいつまででも続けられそう。松岡圭祐の千里眼シリーズ並みに。。。
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2010年01月30日 読了
高校生にあって、中学生にはないものって何だろう。
14歳でも16歳でも、憂鬱や退屈や不安はかわらない。
別々の高校に進み、ばらばらになっても相変わらず4人でつるんでいる。女の子と出会ったり、裏切りにあったり、友人が死んだり。
ちょっとづつ事件で普通の毎日。
相変わらずの石田ワールド。でも、前作もこれも、長い間覚えていることはなさそう。
たぶん。
あぁでも、もんじゃ焼きが食べたくなった。
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2010年01月29日 読了
僕たちはまだ14歳。
中学生は不自由だ。親と学校からは抜け出せない。
そんな14歳の仲良し4人組の日々。友人の誕生日プレゼントに知恵を絞り、エッチなことに興味を持ち、しつこい級友にうんざりする。
普通だけど身近にはいなかった子たち。
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2010年01月24日 読了
学校ならどこにでもある七不思議。けれど一風変わった全寮制の学園にはやっぱり少し変わった七不思議があった。
北斗学園なのに星が八つ。その謎を追い求めるうちにもっと深い謎にはまる。。。
ティーン向けの謎解き小説の風情。起こる事件も謎も、大事なのかイタズラなのかというくらいあっさりしていて、さらに主人公の語り口調がよけい軽く思わせる。
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2010年01月12日 読了
自殺した妻。眠れず、休職して街を歩けばやはり妻の残像に出会う。
自分を取り戻そうと歩く先に、痴呆老人の言葉がどうしても引っかかった。妻は自殺じゃないのか?たった一人老人だけが証言する目撃情報に、疑惑がわき出る。
淡々と語られるが、突然時間や場所が入れ替わるので最初は戸惑う。いたるところで少しづつ、文が多いと感じた。
最後はお決まりのひと悶着で終わる。ページ数の割に満足度は低め。
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2010年01月11日 読了
田舎から出てきた超怖がりで心配性の主人公と、大人びた中学生。どちらが先生でもあり、僕でもある。
ミステリ。だけど大きな出来事じゃない。身近に、いくつもあるかもしれない罠を、軽やかなひらめきで解いていくのが気持ちいい。
文中で紹介されているミステリ作品にも興味がわく。
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