ラッフルズが海へを消えてから数年、バニーは刑務所での勤めを終え、犯罪に関するエッセイで生計を立てていた。
そんな時届いた一通の電報。
そこには、新聞の求人欄を見ろと書かれており、求人は<病弱な老人が男性看護師>を募集するものだった。
バニーは、これは自分あてだと察し、すぐさま応募する。
病弱な老人とは、ラッフルズのことだった。
再会した二人は、再び行動を開始する。
海へ落ちたラッフルズは、一人たどり着いた島のぶどう園で働いていて、恋をした。
そこでの経験をバニーに語った効かせる場面は刺激的だったが、2人がまた行う事は前と同じように、バニーへの説明は最小で、相棒をは言い難い。
それでも1作目よりはラッフルズのやり方が決まってきたので役割ができてくるが、バニーの少し抜けたお人好しは変わらなかった。
最後は二人して戦争に参加し、そこで会話の途中で途切れた意識のまま終わるのが、なんだか哀愁を誘う。
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