軽度の認知症を診断された亮輔は、山間にある高齢者介護・医療を目玉とする「シニアの郷」へ入居を決める。
そこは、いずれダムに沈む集落への移住の保証金を使って建てた施設だった。
ダム建設が進まないのは、建設に反対した1%の住人が、そこで自給自足の生活をしていたせいときき、亮輔は好奇心から覗いてみる。
すると、山のシニアの郷よりも生き生きと生活している人々がいた。
すでに何億もかかっているダムの建設を今更中止にできないというメンツと、美しく作物も美味しい里を守ろうとする人たちとの長い戦い。
プロローグの部分ですでに興味を失ってしまい、読み進めるのに苦労した。
移住をしない人たちの生活は豊かに見えるが、破綻する危険が大きいのも見て取れるために手放して応援しずらい。
しびれを切らして強引な手段に出るダム賛成派との闘いが一応は終結するが、安心できる状況とは言えないためずっとハラハラして終わる。
それに、「姥捨て山」と「姥捨て村」の言葉が混在し、どちらに向かせたいのか曖昧。
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