妖退治で有名な高僧、寛朝から呼び出しをうけた若旦那。
しかも、妖と共に来てほしいと言われ、長崎屋の面々はそろって広徳寺に出向いた。
そこで見せられたのは、どうやら付喪神になったばかりの小さな玉。
そしてその玉は、若旦那のもとへ行きたいと願っていたようだ。
今回は若旦那の前世とかかわりがある話が続く。
安定のクオリティだが、その分ほっこりしたりやきもきする出来事が少なくなってきた。
皆といつまでも一緒にいたいと願う若旦那の気持ちが、変化を恐れているよう。
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読書と手芸の記録
妖退治で有名な高僧、寛朝から呼び出しをうけた若旦那。
しかも、妖と共に来てほしいと言われ、長崎屋の面々はそろって広徳寺に出向いた。
そこで見せられたのは、どうやら付喪神になったばかりの小さな玉。
そしてその玉は、若旦那のもとへ行きたいと願っていたようだ。
今回は若旦那の前世とかかわりがある話が続く。
安定のクオリティだが、その分ほっこりしたりやきもきする出来事が少なくなってきた。
皆といつまでも一緒にいたいと願う若旦那の気持ちが、変化を恐れているよう。
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母の介護のため刑事をやめた藪下。その彼に、ペットショップ放火事件の調査依頼が舞い込む。
その事件には、報奨金が掛けられていた。そして藪下を指名したのは「警察マニア」の淳太郎という男。
さらに火事現場を不自然に観察する少女と出会ったことで、3人は報奨金のために手を組むことになった。
3人とも個性豊かだが、「法医昆虫学捜査官」に比べ薄い。
しかし、謎の少女として登場した一花の特技は異彩を放っていた。当初は藪下のいう「表情の乏しい人間は、無意識に敵意を抱かれるし警戒される。」という描写のままの、扱いずらい人間のようで嫌悪感が沸くが、ただ気持ちの表現が下手なのだとわかってきた頃に面白くなってくる。
そして狩猟や罠猟の話は興味深い。
このチームはこれからも続きそうだ。
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北町奉行所の同心・中根興三郎は、姓名掛というお役目のため、ほかの同心と違い暇をたくさん持っている。
そんな興三郎の生きがいは、変化朝顔の栽培。
ある日、古手屋の表につられている小袖に目を奪われる。
見事な変化朝顔が描いてあった。
普段は無口なのに、好きなことなら途端に周りがうんざりするほど口が回る。
そんな興三郎が、朝顔にかかわる悲劇や、ときに悪事に出くわす。
大きな地震の後の設定のせいか、悲しい話が多かった。
朝顔の話はとても興味深いが、そのせいか主人公の人柄の印象が薄くなった。
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帝に舞を披露したことで注目され、突然「モテ期」が到来した宗孝。
返事をしようにも、苦手な和歌に四苦八苦していると、中将宣能から「妹にみてもらえばいい」と言われる。さらに、九の姉が振り付けた桜の舞で大成功を収めた専女衆は、次の舞の準備を始めていた。
このところ、専女衆の話が多くて飽き気味。同じような話となってしまっている。純粋に中将が不思議を探すことがメインではなくなってしまった。ただ、登場人物は相変わらず個性的で、初草の様子もほのぼのとしてかわいい。
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警視庁いきもの係の須藤と薄は、今回も人間以外の生き物を守る。
薄の長期休暇中に依頼された事案先に行ってみると、薄がタカと生活していた。
そして薄には、殺人の容疑がかかっていた。
薄のちぐはぐな言動に振り回され、今回もちっとも話が進まないやり取りが面白い。
かみ合わない会話にもすっかり慣れた須藤のかわし方もほほえましい。
登場する生き物は動物だけではなく魚も植物もと広く、それらの生態も書かれていているため興味も沸いてくる。
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2016年02月05日 読了
警部補の須藤は、怪我から復帰してから追いやられた部署で、総務部動植物管理係の薄(うすき)巡査と共に動物が関係する現場へと向かう。
被害者の飼っていたペットだったり、容疑者が預かっていた動物なんかの様子を見るうち、薄がヒラメキ、事件を解決する。
普段の薄のすっとんきょうな行動からは想像できないキレのよさで真相を見抜くギャップがおもしろい。
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2019年10月16日 読了
倒れてから、残業を月20時間以内とする会社の規定が新たにできた。
そんな中、管理職に昇進した結衣は、新人教育を任されていたが、個性的すぎる新人たちに手を焼いていた。
そして今回も、ブラックな契約を強いるクライアントに頭を悩ませる。
今度は取引先がブラック。鳥肌の立つような内情を知るたび背筋が凍り、こんな敵と戦うことが企業戦士かと恐ろしくなる。
そして今回も、はっきりした目論見もないまま啖呵を切る結衣。
采配はちょっと厳しいものだったが、かえってスッキリした。
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2019年10月12日 読了
絶対に残業しないと決めている主人公・結衣。
入社試験の面接でも堂々とそう言い放った結衣は、1日の仕事をしっかり定時で終わらせ、近くの中華料理屋でビールを飲むのを楽しみとしていた。
そこへ、極端に安い値段で仕事を引き受け、メンバーの無理で仕事をこなしてきた上司が現れる。
ドラマを見てから読んだため、人物が彼らで思い浮かぶ。
仕事内容以外に心労が多い職場は想像するだけで胃が痛くなり、対処法すら思い浮かばない。
極端な人物ばかりだが、そんな考えを持つに至った理由も解り易いため、ただ嫌悪するということにはならない。
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2019年09月13日 読了
野党・民衛党から出馬し、初当選した芹沢小町は、現役キャバ嬢であることを売りに、シングルマザーの惨状を少しでも変えようと、いつくかの政策を出す。
しかし野党であるため、その法案を通すには不可能に近かった。
政治の話と聞いて、全く興味がわかないまま読み進めていたが、実際に身近なシングルマザーの様子を見聞きしていたりしたため、全く想像外の出来事ではなかった。強かで負けず嫌い、あきらめが悪く信念は貫くという主人公の目論見が、最後までわからなかった。
私には政治や謀略はムリだとわかった。
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2019年09月10日 読了
渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊の高丸。相棒の梅原が怪我をし、臨時の相棒を迎えた高丸は、相手が白髪交じりの年配であることにがっかりする。
しかし、その相棒・縞長の驚くべき実力を知り、高丸は次第に縞長を認め始める。
毎回運よく指名手配犯を見つけたりと、都合の良い面もあるが、安心の刑事モノ。そしてほのぼのする。事件が起こる割に柔らかい雰囲気なのは縞長のおかげだろう。
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