棲月: 隠蔽捜査7


2019年02月28日 読了
 私鉄と銀行のシステムが次々にダウンした。次いで殺人事件まで起こる。
それぞれは違う管轄だが、大森署署長の竜崎はどこか落ち着かない。
筋を通せと横やりが入りつつも、気になったことは管轄など気にしない竜崎は、調べを続ける。

 勘が働いたか、竜崎の嗅覚は最初から二つを繋げるそぶりがあった。
原理原則を重んじ、顔を立てるとか建前とかを無駄だと考えて行動する竜崎に、周りは少しずつ感化されていく。
今回は降格人事の禊や終わるという噂で動揺しつつも、いつも通りの淡々とした展開できちんと解決させる。
このシリーズは珍しく、前作をあまり覚えていないままでも楽しめる。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

棲月 隠蔽捜査7 [ 今野 敏 ]
価格:1760円(税込、送料無料) (2019/11/17時点)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。