アド・バード


2016年05月01日 読了
 第11回日本SF大賞受賞作。
いなくなった父を探すため弟とふたり町を出たマサル。
そこでは、今まで見たことがないような生物と、異常に発達した広告がすべてを覆い尽くしていた。

 SFらしい設定で大冒険をするが、世界は気味が悪い生物と危険ばかりで感動や成長といった冒険とはちょっと違う。
奇妙な生物の生態をしっかりと描いていたりして大作だが、世界観になじめず入り込めなかった。

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