2016年12月12日 読了
伊良部総合病院の地下にある神経科で待っているのは、色白で太った精神科医・伊良部一郎。
彼は、一見病気だとは思えないおかしな困りごとを持つ患者たちを診る。
やって来る患者もおかしな奴らなら、伊良部も相当おかしい。
患者の方が伊良部に振り回されるうえに、治療らしいことは少しもやっていないのになぜか症状は改善していく。
煙に巻かれたような気分でするすると進み、もう少し読みたいと思うちょうどいいところで終わる。
続きがあるようなので是非読みたい。
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読書と編み物の記録