千夜と一夜の物語


2017年12月16日 読了
 声が魅力的だけど他は地味な千夜は、仕事の帰りに「魔王」と名乗る男に攫われる。
「面白い話をするうちは生かしておいてやる」という魔王に、思いつくまま語るうち、それが現実の世界にも影響をし始める。

 表紙のうすら寒い印象そのままの話。
現代の「耳なし芳一」的な話で、解決はするけど救いはない。
「僕僕シリーズ」と同じ作者とは思えないくらい作風が違った。
イヤミスが好きな人向け。

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