2017年04月15日 読了
 人気作家が自宅で殺された。第一発見者は妻と作家の古くからの友人。
犯人は割とすぐに逮捕されるが、動機だけは真実を話さない犯人に、「新参者」シリーズの加賀は、犯人が小学生だった頃までさかのぼって調べていく。
 犯行そのものより動機に重点を置き、犯人の心理をじっくりと追っていくのだが、実に回りくどい。
小さな頃から染み付いた考え方が、執念深く周到な犯行につながったことを証明するために、最後は様々な角度から犯人を見ていくが、なんだか今一つ追い詰めるようなスピードも圧力も感じない。きっかけも大きな出来事ではあるのに、のんびりしてカーテン一枚向こうの出来事のような文章でふわふわした感触になっていた。
| 
 | 

![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。] [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/197ded04.8993ee0d.197ded05.7f04938f/?me_id=1213310&item_id=10945144&m=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F0174%2F9784062730174.jpg%3F_ex%3D80x80&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F0174%2F9784062730174.jpg%3F_ex%3D128x128&s=128x128&t=picttext)


