探偵は今夜も憂鬱


 仕事の締め切りが迫っている時に限って、美女からの依頼で探偵業をする羽目になる。
エステ・クラブの美人オーナーからは義妹に近づく悪い男との縁を切ってほしいと言われ、芸能プロダクションの社長からは突然失踪した売れっ子の女優を探してほしいと言われ、さらに雑貨店のオーナーからは、死んだはずの夫から3年ぶりに手紙が来た届いたので生死を調べてほしいと言われる。
 柚木は何とかライターの仕事を終え、それぞれ調査に乗り出す。
気乗りしない仕事のはずが、いやな予感や小さな不審に気を持っていかれ、またも美女に振り回される。

 短編3つ。
ハードボイルドを気取る柚木の、美女とのかみ合わないやり取りがちょっとうっとおしく感じる。
真実を悟るきっかけがさらりと流されているので、キーとなる違和感に気づかず、いつの間にか解決させているのがいつもの流れとなってきた。
個性あふれるメインメンバーの冴子がいないと締まらない。

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