ご破算で願いましては: みとや・お瑛仕入帖


2015年06月13日 読了
 事故で両親を亡くし、兄と二人で小さな店を開いたお瑛。
いつまでも若旦那気分で風来坊な兄が仕入れてくるいわくありげな品々にてんてこ舞い。

 助けたり助けられたり、傷ついたり傷つけられたり。
それでも何とか生きている二人だが、お瑛の人格にいまいち統一感がない。
どんな人物でもそれなりに人物像が出来上がっているものだが、お瑛に関してはリアル感がないためか、幽霊か兄の想像かといった存在感。
主人公がそれなので、印象も薄い。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。