まほろ駅前多田便利軒


2009年09月06日 読了
 東京の片隅にある便利屋。そこの主である多田のところに迷い込んだ高校の頃の同級生・行天。
 一生懸命今を幸せだと思いこませようとしているような主人公と、本当に迷い猫のような行天の生活。

 カーテンごしに家族と話をしているような感覚で、どこか現実でないような雰囲気をもったお話。

 楽に読める。思いのほか爽やかな読後感が残り、疲れたなぁと思った夜に手にとったらよく眠れそうだと思った。

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