2009年09月13日 読了
外資系ファンドに勤める妙子は、地熱発電を研究運営する日本地熱開発の再建を任される。
日本のエネルギー問題として、地熱発電に目を向けた。外国からの圧力、政治的な思惑、現場の仕事。
「国際エネルギー戦争」というサブタイトルの通りである。
スケールの大きいテーマのわりに、あやふやだったり違和感だったりするものがなかったので、すっきりと読み終わることができた。でもボリュームのわりに充実感がない。
節電もエコも、地球のためというよりは、まず自分の節約のためと思っているからか。小さいのは私のほう。
|