2015年07月24日 読了
両親と、子供二人。
4人家族が「ふつう」だったころ、一人っ子だった僕とハム子(公子)は、仲良しではないけど、どこかでお互いを頼りにしていた。
クラスメイトがからかい半分で呼んだ「一人っ子同盟」として。
なんでもない子供時代だけど、親や学校、地域で起こることに疑問や不満があり、だけどそのことを言葉として伝えられない、普通の子供。
どうにもならないことがたくさんあった時代。
子供目線で丁寧に書かれている感情はわかりやすいけど、ただ時間の流れを追っただけで満足感もほとんどない。
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