2010年11月21日 読了
第18回鮎川哲也賞受賞作。
児童養護施設「七海学園」で働く主人公・北沢春菜が、日常に起こる不思議を解き明かすミステリ。
実際は春菜ではなくて児童相談所の海王が解いていくのだが、謎はもちろん学園の児童がらみ。子供たちの心が暖かい。
言葉では伝えられなくても、大人と同じように感じている彼らは、どんな行動をおこすのか。
途中腑に落ちない話もあったけど、最後は妖精のような友人が惹き立って終わる。
好き嫌いが分かれるかもしれない。
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読書と編み物の記録