2018年10月28日 読了
ススキノシリーズ『探偵はバーにいる』の俺が、まだ大学生だった頃の話。
学校にはほとんど行かず、3件の家庭教師と英語のゼミ、それに高田に習い始めた護身術の他は毎晩飲み歩いていただけの俺が、ある日であったフィリピン女性に恋をした。
まだ探偵を始める前、何をしたいとも思わず、ただその日の金を稼ぎ、飲み歩いていた俺がだらだらと暮らしている様子がかかれているため、本当にただだらだらと続く。
フィリピン女性との恋も、終わりに差し掛かってやっと出てくるような、メインではない話。
この後、果たして俺はどんな思いがあってススキノで探偵を始めるのか。
その決意までは書かれていなかった。
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