君の膵臓をたべたい


2016年03月04日 読了
 ある日、病院で拾った文庫サイズの書物には、彼女の死までの日記が綴られていた。
彼女の親友さえ知らない秘密を知ってしまい、気が進まないと言いながらも彼女の望みを聞いてしまう僕。

 ライトノベルレベル。
最初から違和感と嫌悪感があり、中盤になって話が深くなってくると変わるかと思って我慢して読んでいたけど少しも変わらず。
彼女の死はあれの必要なかったのでは?小ネタとして出ていた通り魔がここで生きてきたと考えることもできるが、意外性を持ち込むことに失敗している。
僕の名前を伏せている理由もない。

ただ、使われている紙は良かった。手触り良くめくり易く、印刷がきれいに映える色。
こんな内容のものに。それが腹立たしい。

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