斬恨の剣―仇討ち異聞


2013年10月13日 読了

 武家の生まれだが妾腹の次男である楯岡研次郎は、冷や飯食らいと嘲笑う周りから逃げるように、江戸で遊学をしていた。
そんな研次郎のところへ、病に倒れた兄に代わって仇討を果たせと文が届く。
 その相手はかつての師匠であった。

 妾である母を捨てた父の敵を討てと言われて悩む研次郎。
それでも武家ならやらなければならない。
そんな葛藤のなかで仇討の旅に出た研次郎は、旅の中で考えを変える。
ゆっくり成長する研次郎に、その後の穏やかな暮らしがあって本当によかった。

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